一般社団法人

はこぶね

Scroll

はこぶねとはabout us

インケアからアウトケアまで、切れ目ない支援を

「児童養護施設」や「自立援助ホーム」などを退所した後、頼れる親や後ろ盾がなく、孤独の中で生きる若者たちを支援しています。

保護者のいない、または何らかの理由により親元で暮らせない児童(18歳まで)は「里親」「児童養護施設」や「自立援助ホーム」などの社会的養護の下で養育されます。その数は4万人とも言われています。

その「社会的養護」のひとつである「児童養護施設」は全国に約600か所。通常であれば18歳で退所となり、その後は自立を余儀なくされますが、諸事情により退所が早まったり延長したりもしています。共通することは、社会経験もなく、頼るべき親や後ろ盾のない10代後半の子ども達が不安を抱きつつも社会に出ていかなければならないという現状です。

そんな若者たちの自立を支援することが、私たち「はこぶね」の使命です。

「はこぶね」という名前の由来

聖書の中に「ノアのはこぶね」という物語があります。 大洪水が起こる時、その「はこぶね」に乗船した者たちだけが生き残ったという物語です。 そこは彼らの「安全地帯」となったのです。

2012年 3人のクリスチャンが始めた小さなボランティアが、たくさんの人のこころを注ぎ、 子ども達と「はこぶね」をつないできました。 これからは、みなさんとともに「安全地帯」を広げ、彼らを未来にはこんでいきます。

はこぶねのミッションOur mission

社会的養護下の若者の問題を知っていますか?

社会的養護とは保護者のいない児童や保護者に監護させることが適当でない児童を 公的責任で保護するとともに、その家庭への支援を行うことです。彼らは主に児童養護 施設や里親の元で生活し、ある一定の年齢に達すると自立を迫られます。 社会的養護下の若者は約46,000人いると言われています。

子ども達は自ら環境を選ぶことができません。最初の居場所となるべき親元から引き離された子ども達は心に大きな傷を負います。その傷ついた魂(心)は、成長とともに怒りの矛先を社会に向け、自分を人や社会から孤立に追いやる行動の要因になっています。

人と心のつながりがない

人と心のつながりがない 自分の居場所がない。頼れる人が いないため誰にも相談できない。

社会とのつながりがない

自立が難しい。突然放り出された 社会にうまく適応できない。

社会的養護下の若者の問題を解決することが私たちのミッションです

はこぶねの事業Our works

オトモダチ作戦

若者たちの孤立を防ぐために、彼らのオトモダチになりませんか?

困った時に相談できるオトナのトモダチ、「オトモダチ」。

これまでの活動をさらに広げていくために、今後3年間で、「オトモダチ作戦のモデル化」を目指します。

そオトモダチと出逢った若者が、孤立することなく、自己実現に向けて力強く歩んでいけるよう一緒に応援していきましょう。

詳しくはこちら

トモカフェ

児童養護施設の子ども達や施設を退所した若者、そして彼らのオトモダチになって くれる方々が集う場所です。オトモダチは登録制、利用は無料です。 いつでもお気軽にお越しください。見学も可能です(ご予約をお願いします)。

詳しくはこちら

支援者の募集

一緒に活動してくださる仲間を募集しています

資格や技術は必要ありません。必要なことは子どもたちへの関心と時間です。 子ども・若者達と一緒に時間を過ごしてくださる方を待っています。 ぜひ、子ども達の成長の見守り、未来へ希望をつないでいきましょう。

支援のお願い

訪問や活動などへの参加ではなく、陰ながら彼らを支えていただける支援の仕方もございます。時期やタイミングで内容も異なりますので、詳しくお知りになりたい方は下記フォームから、またはお電話等でお問い合わせください。

ご寄付をいただける方へ

主旨にご賛同いただき、ご寄付いただける場合につきましては、下の「ご寄付をいただける方へ」ボタンからお進みいただきお手続きをお願いいたします。

ご寄付をいただける方へ

代表Representative

代表 大藪真樹

プロフィール

大学生の時に欧米の児童虐待を知り、児童福祉の勉強を始める。

転居先が児童養護施設のそばだったことがきっかけで施設でのボランティアを開始。そこでの出逢いがアフターケア事業所を立ち上げるきっかけとなる。

現在は、社会福祉士として市の家庭児童相談室にて日々虐待対応と子育て相談に従事してながら施設を出た若者に寄り添う日々を送っている。

「アフターケア事業所 はこぶね は、2012年12月、とある施設のボランティアから始まりました。 心に傷を負った子ども達との関係づくりには時間がかかります。この8年間、施設内外での活動を積み重ね、施設の職員さんや子ども達との距離を縮めてきました。施設を退所する前から子ども達と信頼関係を作ることで、退所後の相談に対応することができます。」

「彼らにとって信頼できる"オトモダチ"として、これからもずっと つながり続けていきたいと思います。」

「はこぶねの活動にご理解とご協力をいただいている施設の皆様、 及びご支援とご協力をくださる関係各所の皆様には深く感謝申し 上げ、子ども達の成長をともに見守っていただければ幸いです。」

問合せContact us

以下のフォームからお問い合わせください