「はこぶね」という団体として児童養護施設にお邪魔し始めて7年。この園で3軒目になります。『お菓子作り』という小さな活動ですが、地道に継続していけば、やがては園とも子ども達とも太い繋がりになると信じます。実際、個人活動も含めると12年の歳月が経ち、あの時小学生で、ちっちゃい子どもだった〇〇ちゃんが今、一緒に活動しているなんて。凄い不思議!
何でもないお菓子を、「あーでもない」「こーでもない」と言いながら作って食べるだけ。
でも、そんな小さな関りが、実はとっても必要なんだと思います。何でもない日常の大切さは大きくなってから実感するもの。『あの時の暖かな交わり』が心を暖めるものではないでしょうか?将来、そう感じてくれたらいいな。そんなことを期待しながら、下手でも何でもいいので「お菓子」を手作りしています。
不細工な形、「美味しそう!」とも言えないようなものでも、何でも笑いながら一緒に作っています。
このわずかな時間を過ごさせてくださる園の職員さんの広い心に感謝の気持ちが溢れます。いつも大変なお仕事ですが、頑張らずに、一緒に笑ってあげて欲しいと願います。
さて、次は何を作ろうかな?
